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2023/11/29
栃の木の「結婚証明書」
いつもお世話になっているお客様の娘さんから、「今度、結婚することになって、小澤建築さんで、結婚証明書って、作って貰えますか?」と突然の電話いただいて、
17年前に私が結婚した年に、リフォーム工事をさせて頂いてから、メンテナンスや、お困りごとの度に、ご家族の方々とお付き合いをさせて頂いておりました。
そんな小学生の頃から知っていた娘さんが、めでたくご結婚。嬉しいお話をいただきました。
理想の結婚証明書を作るために、力が入ります。
と言うか、こんな証明書が、世の中にあるんだと初めて知りました。
使う木は、栃(とち)の木
「十と千の木(たくさんの実がなる木)」が名前の由来で、
昔から、人々の暮らしと共にあった木。
「マロニエの木」西洋トチノキと言われております。
材料となる板をいろいろ探してみたら、たまたま。会社の在庫にあって、気にってもらえました。笑
大きさを確認して貰って、カットして、綺麗に磨いて貰いました。
次に、結婚証明書の内容と、書体とデザイン、
内容は、ご依頼のお二人と結婚プランナーさんで考えて頂きましたが、
一般的には、レーザーで、文字を彫っている物が多かったのですが、小澤建築でいつもお世話になっているコーデネーターの五十里さんから、「書道と先生書いてもらったらどうですか〜?」と提案があって、
書道家の塚本朱玲先生をご紹介頂いて、試作を何枚か書いてもらいました。どれも素敵な書でした。
繋がりが繋がりをつくって、
唯一無二の結婚証明書を作りことができました。
式は、軽井沢の教会で挙げられて、後日、素敵なお写真が届きました。
挙式が、終わるまで、ご両親には、内緒だったので、言いたい気持ちを我慢してて、数日経ってから、やっと、お祝いのお言葉とお礼のお話することができました。