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2026/08/01
開放感と耐震性を両立する家づくり
小澤建築の新築住宅は、屋根を大きくかけるので、
「吹き抜けのある開放的なリビングに憧れるが、時の地震の安全性が心配です」——注文住宅をご検討中の方から、非常にたくさんご相談させていただいております。
結論から考えると、勾配天井の吹き抜けが多く提案しておる中、適切な構造設計と工法を検討すれば、吹き抜けの開放感と耐震等級3の性能は両立できております

木造住宅は、地震や台風による水平方向の力を、壁(耐力壁)だけでなく**床や屋根の「水平構面」**が一体となって受け止め、力を分散させることで倒壊を防ぎます。
吹き抜けを超えて、その部分の床が失われるため、水平構面が分断され、水平剛性(面としての踏ん張り力)が低下します。力の伝達経路が途切れることで、建物にねじれや変形が起こりやすいのです。
つまり、吹き抜けが危険なのではない、永遠のレベル耐力を補って設計上の重要なポイントとなります。
そのため、
アメリカなどでは、吹き抜け周辺の水平耐力を確保するために、**ブレース(水平構面用の斜め材)**を配置する工法を採用し、
床が存在しない吹き抜け部分に対して、梁と梁の間に斜め材を効果的に配置することで、水平方向の力を受け入れ、建物全体へバランスよく伝達・分散させます。これにより、吹き抜けの開放感を損なうことなく、水平構面の連続性を確保することが可能になります。
「吹き抜けを諦める」のではなく、「構造で解決する」——これが当社の設計思想です。

